いつもご利用頂き誠にありがとうございます。きょうゆう出版スタッフのあつみです。
弊社では2019年2月よりオンデマンド印刷のセットを開始いたしました。
オンデマンドって結局どういう特徴があるの?という疑問をお持ちの方に向けて、
今回はオンデマンド印刷のいいところとわるいところをご説明させて頂きます。
≪いいところ≫
★安い
★少ない部数から作成可能(弊社は10部から)
★RGB印刷ができる
★黒のインク部分がエンボス感が出る
≪わるいところ≫
◆カラー印刷の粒子感が強め
◆本文の黒インクがテカる
◆すごく滑る(PPなし・特殊紙のばあい)
上記よりそれぞれ抜粋し
【いいところ:黒のインク部分がエンボス感が出る】
【わるいところ:すごく滑る(PPなし・特殊紙のばあい)】
について解説させていただきます。
黒インク部分のエンボス感とは
黒インク部分のエンボス感はPPを貼った場合に特に分かりやすいのですが、
黒インクで作られているところのみほんの少し盛り上がった状態となっているため、
ちょっとだけ加工したような気分になることができます。
こちらはオンデマンドでは紙の上にトナーが乗っていて染みこんでいないこと、
そして乗せられるインクの厚さが違うことにより起きるものです。
オフセットではインクは紙に染みこむため、このような状態にはなりません。
この僅かなエンボス感を気に入ってあえてオンデマンドで本を作る方もいらっしゃるようです。
どうして滑りやすいのか
オンデマンド印刷でPPなしのものがすべりやすい理由もまた、トナーが染みこまないことによるものです。
PPなしのオフセット印刷と比べるとかなり滑りやすいため、本をまとめてつかんだり、重ねたりするときには
注意が必要です。
摩擦力はほとんどないため、重ねて机の上に積んでいるときに強くぶつかると崩れやすくなります。
無線綴じの本は特に落としてしまった際に背の部分が衝撃で歪んでつぶれてしまう、ということは
避けたいところですのでイベントの際などは積む量にもお気をつけください。
以上、オンデマンドのいいところとわるいところについてざっくり説明させていただきました。
本を作るのがはじめてだったり、費用を抑えたりしたい方にはオンデマンド印刷は強い味方です。
まずはお見積りからでもはじめてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。